タックルの進化【釣り】

皆さんこんにちは!
アルクスポンド焼津の飯塚です。
昔話をはじめたらヤバいでしょ。色んな状況に於いてこの手の話は煙たがられるものですが、敢えての「昔話」を致します。今ではナイロン、フロロ、PE、エステルとラインでも4種類のラインが存在し、細かなコーティングや各メーカーさんのハイブリッドも含めると、その限りではありません。フロロカーボンの出始めはごわごわ感が強く、釣行一週間前には巻いておかないと、結構な確率でバックラッシュを起こしたものです。バックラッシュを直す際も炭素繊維の為キンクを起こすと切れやすい傷を作ってしまう困りものでした。当然中学生だった自分にとっては、自分の腕を棚に上げてのお話でもある事をご了承ください。いずれにしても、ラインだけとっても現代のそれとは全く違い、ストレスだらけだったはずですが、「伸びるナイロン伸びないフロロ。当たり敏感、ダイレクト!」こんなウタイ文句にストレス以前のワクワク感がありました。PEラインの登場時には新素材と言われ、フロロどころではない感度の良さに衝撃を感じたものです。当初は細いPEラインが無く、エリアには使えませんでしたが、ショアジギングの世界を切り開いた立役者とも思えます。ショアジギング先駆者の方はナイロンでジグを飛ばしていたのですから、飛距離から出るラインの伸びを計算すると30%ほど伸びるラインを仮に100mキャストしていたら魚が掛かってももはや「ゴムっぽい」状況です。それが一切の伸びのないラインの登場にショアジギングのファンになった一人でもあります。
最近始められた方にしてみれば、何ら響かないお話とは思いますが、皆様がこの先長く釣りを続けていくと、きっと今のタックルに「昔」を感じる日がやってきます。その進化が何なのか?知り得ない未来を想像すると楽しくてなりません。いつかラジコンで釣りをする日が来ちゃうのか??なんてやっぱり昔話に戻ってしまいますね。